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臍帯血の中には、赤血球や白血球、血小板などといった血液の元になる「造血幹細胞」や、骨細胞や神経細胞、筋肉細胞などに分化能を持治療に、骨や血管、心臓、神経などの修復に役立つ可能性を持つ「間葉系幹細胞」が多く含まれていることが発見されました。出生時に臍帯血中の幹細胞を採取、保管しておくことによって、その後に万が一白血病、脳性麻痺等になった際に役立てることができます。ご自分のために臍帯血幹細胞を保管しておく方法として民間の臍帯血バンクがあります。当院でも臍帯血バンクの依頼があれば分娩時に臍帯血の採取を行っております。(当院ではステムセル研究所という臍帯血バンクの臍帯血採取依頼を受けております。)詳しくは民間の臍帯血バンクのホームページをご参照ください。
通常、帝王切開の麻酔は腰椎麻酔と言って脊髄腔に麻酔薬を注入する方法がとられます。痛みはとれますが触角は残りますし、お話しすることもできます。麻酔後、ちゃんと麻酔が効いているか確認してから手術を開始しますので大丈夫です。なお、歯医者の麻酔でドキドキするのは麻酔薬の中にエピネフリンというお薬が入っているのでその影響かもしれません。
授乳することによって乳糖が刺激され、オキシトシンというホルモンが分泌されます。このホルモンは母乳を作り分泌させますが、同時に子宮を収縮させる作用を持ちます。このため、この子宮収縮が妊娠子宮に影響して流、早産の原因にもなりうると言われてきました。しかし、近年では、特に妊娠初期、中期では影響ないとする報告が主流です。妊娠中でもおっぱいを挙げても大丈夫です。しかし、実際に出血等切迫流産や切迫早産の症状がある時は控える方が良いでしょう。
NT(頚部皮下液体貯留)は妊娠10~14週でみられる、赤ちゃんの首の後ろの皮膚の厚み(液体貯留部分の厚み)のことで、正常ではおおよそ2mm程度以内のことが多いです。この厚みが厚くなるとダウン症候群などの染色体異常の確率が高まることが知られています。ただ、この厚み自体は異常ではありませんし、NT肥厚があっても正常な赤ちゃんであることの方がずっと多いです。NTの厚みとお母さんの年齢からダイン症候群などの染色体異常の確率がおおよそわかりますが、確定には羊水検査等の染色体検査が必要になります。検査をするか否かは一律にした方が良いかどうかの判断はできませんので、ご夫婦で遺伝相談を受け、検査のリスク等の理解もしたうえで決められるといいと思います。また、染色体異常がなくとも先天性心疾患のリスクも少し上がることが知られており、これに関しては超音波検査で注意深く観察していくことになります。
妊娠前からコーヒー、紅茶を楽しまれてきた方も多いかと思いますし、それによって得られる精神的な安らぎの恩恵も無視できないかと思います。カフェインを含有するコーヒー、紅茶等の接種は1日1~2杯程度であれば問題ありませんが、少なからずカフェインは胎盤を通して胎児に移行はしますので大量摂取は控えることをお勧めします。
マタニティビクスは他院管理中の方もお受けしていますが、受診されている医療機関に運動の許可をもらっていただければ幸いです。(様式は何でも構いません)当院では初産婦さんは分娩まで、経産婦さんは38週までお受けしています。費用は一回当たり消費税込で1300円です。
最終月経はいつでしょうか。28日周期で順調なら、次の月経が来る予定の1週間後くらいには超音波でも妊娠が確認できます。
子宮外妊娠や胞状奇胎などの異常がある場合もありますので、なるべく早く産婦人科の受診をおすすめします。
つわりは本来、病気ではありませんので水分だけでもとるようにしたり、小分けにして少しずつ摂取するなどの工夫をしてください。ただ、お母さんの体重が妊娠前より5キログラム以上減少したり、水分摂取も不可能である、尿検査でケトン体が強陽性となる場合は、点滴治療が必要になることもあります。
とういんでは里帰り分娩を随時受入れております。早期に分娩予約締切になる場合もありますので、分娩予定日が決まり次第お電話でご予約ください。
当院は完全看護制ですので、付き添いの必要はありませんが、ご希望の場合はご家族の方の宿泊ができます。(お子様の場合はどなたか大人の方が一緒に泊まっていただきます。)